7月8日 金曜日
午前9時頃、相棒(昨日知り合った千葉ライダー)と共に百人浜を出発する。 相棒のバイクは250ccのアメリカン。
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まずは、ガソリンスタンドで燃料をいれるようで、俺はまだ大丈夫と言ったけど、80キロぐらいガソリンスタンドがなかった
今回は大丈夫だったけどガス欠になったらやばい・・・
今後は気をつけねば
釧路湿原に行く前に食事を摂ることになり、相棒が釧路市場の勝手丼(新鮮な魚介類好きな物をご飯にのせる海鮮丼)を食べに連れていってくれ、てっぽう汁(蟹汁)と一緒に食べた
俺は北海道に来たくせにウニとイクラが食べれない、相棒に「人生損してる」って言われる
味はというと800円ぐらいかかった勝手丼はめっっっちゃ旨い!!
新鮮な魚介類がこんなに旨いものとは知らなかった!
人生で一番美味しかったものは?と聞かれたら
間違いなく「釧路市場の勝手丼」と俺は答える
俺は魚介類の相場はわからないけど、値段も内地ではかなり高くなるそうだ
その後、釧路市場から北上し釧路湿原に近づくと道が悪く、苦労しながら二人で細岡展望台から釧路湿原を一望・・・
「お~~~~!!」二人で腹の底からうめき声が出た
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今までいろんな景色を見てきたが景色で感動するのは初めて、相棒も釧路湿原は初めてで、二人で感動やら興奮やら忙しかった(笑)
この景色はどんな言葉や写真でも伝えられそうにないが、あえて言うなら「ジェラシックパーク!?」この感動を一人じゃなく誰か(相棒)と分かち合えて本当によかった
この後北上し和琴半島のキャンプ場を拠点に道東を見てまわるつもりだ、相棒は東の根室方面に行くと言う・・・
お別れのときだ
名残おしいが、俺は「次にどこかで再開したら酒でも飲み交わしましょう」と言い別れた
彼は次の月曜日のフェリーに乗る、日程的にももう再開することはない事はお互いわかっていたけど、彼は「必ず!」と答えてくれ笑顔で見送ってくれた
別れた後一台で走るのは少しだけ寂しく感じた
糖路湖に寄りつつ、荷物の重さにも慣れ、和琴半島に行く前に以前から楽しみにしていた360度地平線の多和平に寄る
多和平は360度地平線を初めて見る「地球って丸いな~」と思いつつ、駐車場に止まっていた大型アメリカンバイクの持ち主らしき人がタイマー付きカメラをセットしてポーズをとっていた
その人がやたらでかくてハードゲイのような格好をしている・・・
いろんな人がいるなぁ~と思った今日このごろ・・・(笑)
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和琴半島のキャンプ場に到着して、2泊の手続きをしテントを張り和琴半島を歩いて一周してみる
管理人のおばちゃんが「温泉があるから入りなさい」って言ってたが露天だ、露天と言えば聞こえはいいが温泉の周りには申し訳程度に木が生えてるだけで丸見え、しかも結構人通りがあるし「こんなハレンチな温泉誰が入るんや」と思い近づくと・・・!?
入っとるがな!!
おそらく地元の老人達だろう、じいちゃんたちが惜しげもなく前をぷらんぷらんさせて歩いている(笑)
わいせつ物陳列罪で捕まるよと思いつつ、温泉の写真を撮りたかったがそうすると俺が捕まりそうなので断念した
和琴半島は30分程で一周し、奥にも温泉があり、こちらは露天じゃないがあまり入る人がいない感じだがメモ帳があり、入浴した人の感想が書き込まれていたので、俺も入浴してもいないのに書き込んだ
日も暮れてきて、お腹も減ったので近くの食堂を見つけてはいる、店はばあちゃんが一人でやってるらしくメニューはラーメンしかない…
しかたなくラーメンと団子を注文、団子は意外に美味しく、ばあちゃんと1時間ぐらい話し込んだ(北海道の事を聞いていたんだがそのうちばあちゃんの娘や孫の話に(笑))その間いろいろサービスしてくれて、嬉しいんだがお腹がパインパインになり苦しかった、終いには「明日食べなさい」とトマトとゆで卵を持たせてくれた。ばあちゃん長生きしてね
膨れた腹を抱えつつ、近くの宿に日帰り入浴しテントに戻って一息つく、今日は北海道に来て初めて雨が降らない日だった・・・
曇りだけど
明日は荷物を置いて、この付近を見てまわる事にする。
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